INSPIRON700m、WXGAの魅力。プラス256ピクセルの威力 | 今日もノートをたずさえて

INSPIRON700m、WXGAの魅力。プラス256ピクセルの威力


ずいぶん間が空いてしまいましたが、僕がなぜ今使っているINSPIRON700mを気にいったか、ひとつづつとりあげていこうと思います。

まず、WXGAの画面です。
WXGAとは、XGAのWIDEということです。通常のXGAのサイズは1024×768ピクセル。WXGAは、この横幅を広げて1280×768ピクセルというサイズです。寸詰まりと勘違いしている人がいますが、逆です。その分、横につけたしているのですね。差し引き256ピクセル、横に長い。
広告なんかを見ると、「映画を見るのによい」という説明があります。確かに、映画の画面は横長なのでその分大きく表示できます。
しかし、僕にとってのWXGAの便利さは別の点にあります。
通常、サイトは1280ピクセルで見ることを前提に作られています。もっと解像度の低い画面のために600~700ピクセルのサイトが多いのですね。これを見るには、ウィンドウの幅は1000ピクセルもあれば十分です。それをどっこしょっと右に寄せれば左方に256ピクセル幅の空きができますね?ここに、小さくウィンドウを表示することができるのです。アプリなんかもそうです。1000ピクセル幅基準に作られていることが多いんですよね。
よくアプリも画面いっぱいで使っている人がいますが「Windows」は複数形、「窓たち」です。複数のウィンドウを出して操作することの便利さを前提に作られています。もちろん、入れかえたりで使うことも多いけれど、小さなウィンドを常に表示できるということが作業を格段にしやすくします。つまり、メインの作業を補佐するための道具を置く、机の上の余裕なのです。
例えば、僕はよくサイトをみながら左にIDマネージャーというパスワード管理のソフトを表示しています。サイトをみながら、メッセンジャーソフトをたちあげて、知りあいとおしゃべりしたり、打ち合わせたりしながらネットを見るなんていうこともあります。エクセルを使いながら電卓を使うとか、参考メモを表示させつつ、文書を作るなんていうこともラクラクです。
前述しましたが、ここに映画を表示していることも多いです。音楽プレーヤーでもいいですね。

そんなわけで、メインウィンドウ、サブウィンドウが表示できる余裕は、このうえない操作環境を与えてくれます。
買うならワイド画面がいいと前から決めていた僕は、INSPIRON700mに目がとまりました。
「このパソコンはいけそうだ」と写真を見た時にまず思ったのですね。(続く)